こトリさんが!米国株投資で借金家族を助けたい!

ゆるゆる米国株投資とゆる育児(*'ω'*)

ーおすすめ記事ー




投資をする人にコレ聞きたい!目的に合った投資をしましょ!

f:id:fereshte:20200217224355p:plain

 

高配当株を持つ最も大きな理由は、日々のキャッシュフローを向上させることである

最近また、インデックス投資と高配当株投資の対立が高まってない?

うむ、そのようだ。はっきり言って不毛な議論に過ぎない話だな。

そうよね。そもそも論として投資の目的が違うのに同じ土俵で投資方針を戦わせてもしょうがないのにね。

その通りだ。そこで今回は一つの質問を投げかけたい。

ほい、なんでしょう?

あなたは一体、「いつ」お金が必要なのですか?

デッデーデデデデー ホイ!

ナイトハルト殿下は関係ないだろ!

 

www.youtube.com

 

 

配当金は今のキャッシュフローを高めるためにある

投資はいうまでもなくお金を増やす行為です。

そして、お金は使わなければその価値はありません。

そりゃそうだ。当たり前じゃの。

投資を始めた目的は様々あると思います。

先の質問である「あなたはいつお金が必要なの?」とい問いに対し、ここでは大きく二つの目的に分けて答えを提示します。

 

いま現在の生活を潤すために投資をする

長期にかけてリターンを最大化するために投資をする

 

さてさて、貴方はどちらかな?

高配当株投資は日々のキャッシュフロー改善のための投資

高配当株投資は前者である、「いま現在の生活を潤すために投資をする」目的に合致した投資であると考えています。

 

投資はしばしば金の卵を産む鶏に例えられます。

高配当株投資は鶏を飼っておいて、金の卵を美味しく頂く投資法です。

 

例えば毎日の食卓がこんな感じだったとします。

f:id:fereshte:20200217111746p:plain

この朝食を見て、ちょっと寂しいなと思ったらを付け足します。

コラが雑だな!


コラの出来はともかくとして、朝食にもう一品つくだけでちょっと幸せな気分になります。これが高配当株投資のイメージと考えていただくといいと思います。

 

 

高配当株が積み重なっていくと、さらに朝食は豪華になっていきます。

 

わあー、おいしそ…やっぱり雑なコラだな!

受け取ることが出来る配当金が増えていくと、次のようなメリットがあります。

  • 給与の関係で年1回が限界だった家族旅行を2回に増やすことが出来る
  • 給与が高いから好きじゃない仕事でも我慢して仕事をしていたけど、配当金があるので安くても好きな、楽な仕事を選ぶことにした
  • 年金だけで安定した老後は送れないけど、配当込みなら十分に楽しい老後を送ることが出来る

 

いずれも共通するのは「生きている今」の生活の向上を見込めることです。

収入が足りなくて出来ないことを補う収入、それが高配当株における配当金の重要な役回りです。

配当金の余りはもちろん再投資して、どんどん配当金額を上げていくことも大事じゃの!

一方で資産の最大化としては高配当株投資は不向きです。

一般に高配当株は以下の場合が考慮されます。

  • 既に成熟した企業である
  • 企業によっては債務超過の状態でさえ株主に還元している

株主に還元することが米国企業としては求められてるからのー

高配当株のキャピタルゲインは、特に好景気時においてGAFA等のハイテク成長株やSP500等のインデックス投資に劣ります。

逆に言えば現在の給与で十分であり、日々のキャッシュフロー改善が必要ないと考えるのならば高配当株投資の意義は薄くなるの!

インデックス投資キャッシュフロー改善は出来ないの?

長期でリターンを最大化するのであればインデックス投資を利用したいところです。

ハイテク株や小型成長株を狙うことで更なる資産の最大化を狙えるでしょうが、特に暴落によるリスクは許容しづらいのではないでしょうか。

 

インデックス投資は長期にわたり投資を続けていくことで、再現性が高く安定して資産形成を行う手法です。

例えば米国のSP500指数に連動したインデックス投資は、投資の一つの最適解と呼ばれています。

資産運用として100点は取れないまでにせよ、70点から80点を取ることができます。

また、昨今では信託報酬や手数料がほぼ無料のファンドが多く存在し、極端な話誰がやっても合格点を取れる投資法となっています。

でもインデックス投資も資産額が増えていくし、崩していけば高配当株と同じ様にキャッシュフロー改善が出来るんじゃないの?

人それぞれではあるのでしょうが、私はインデックス投資で日常のキャッシュフロー改善をすることは難しいと考えています。

 

インデックス投資を現金化すると、資産形成にブレーキがかかる

インデックス投資は「経済の成長に従って資産価値を伸ばしていく投資法」です。

経済は徐々に、しかし確実に成長に向かっており、特に米国経済は目覚ましい成長を続けています。

インデックス投資の代表的な指数であるSP500は40年間で30倍以上にもなっており、これだけの間投資を続けてきた人であれば投資は大成功であると言えるでしょう。

f:id:fereshte:20200217143025p:plain

しかし一方で、インデックス投資はある日突然10倍、20倍になる投資法ではありません。

少なくても10年以上はゆっくりと投資を続けて資産を増やす必要があります。

日々コツコツと買い続けて経済の成長を期待し、資産が伸びることをゆっくりと待ちます。

逆に言えば途中で現金化すると、それだけ将来のリターンは削られていくことになります。

日々のキャッシュフロー改善のためにインデックス投資を崩していく、というのは将来のリターンにブレーキをかける行為であり、インデックス投資で資産形成をする上では悪手です。

 

インデックス投資で真に難しいのは出口戦略

もう一つはインデックス投資においては出口戦略が最も難しいと考えているためです。

例えば10年、20年と続けていって資産価値が1億円になったとしても現金として使えなければ全く意味はありません。

現在の日本において定年を迎えた際に、年金だけでは生活を続けることが出来ないことは容易に考えられます。

定年後に暴落が起こっていたらどうでしょうか?

資産価値が半分になった時でも現金化できるでしょうか?

それとも市場がまた戻るまで待ち続けて現金化するでしょうか?

働いて収入がある若いうちはまだいいものの、はっきり言って定年を迎えた後に暴落からの回復を信じて待つというのは、かなり精神力が必要な行為です。

 

 

インデックス投資を現金化するとその後の資産形成にブレーキがかかるため、日々のキャッシュフロー改善のために運用してはいけない

高齢になるほど暴落によるダメージが大きくなり、インデックス投資を崩すのに精神力を要する

 

この二点が私がインデックス投資で生活のキャッシュフローの改善を行ってはいけないと考える理由です。

もちろん十分に投資の知識がある人は、インデックスでも現金化余裕じゃんと思うかもしれないけど、皆がそうじゃないと思うのよねー。

 

最大の問題は、投資をしているのは人間であるということ

投資の最大の問題は、人間が行っていることです。

人によってライフスタイルや暴落耐性、リスク許容度が変わってくるため正解は一切ありません。

例えばとにかく資産を伸ばしたいのであればAppleMicrosoftなどハイテク株投資を中心に行うのがよいでしょう。

また、安定、長期の資産形成ならインデックス投資であり、キャッシュフロー改善のためなら高配当株投資が選択肢に上がるわけです。

ここで大きく投資方針に左右される要因は人間の心です。

もっと高くなってから売りたい…、今売ると将来資産が増えない…とノイズが混じるのが人間であり、投資です。

極端に分けるより、いいとこ取りをしよう

 日々のキャッシュフロー改善のためなら高配当株投資

長期のリターンを大きくしたいのならインデックス投資

今回のまとめたぞい!

じゃあ投資方針はどうすればっという話になりますが、どちらのよいところも取り入れることもひとつの方針ではないでしょうか。

 

さらにリターンが欲しいならハイテク株や成長株を加えてみてね。あくまで自分のリスク許容内でだけどの!

 

かくいう私の投資方針はインデックス+高配当個別株。バックグラウンドには将来設計が色濃く反映されています。

www.smallbird.work

 

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング