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老後のお金の心配をしないために【投資の到達目標の確認②】

今日は投資の到達目標の確認2回目じゃぞい。第1回は子供のための投資、第2回は未来の自分たちのためへの投資じゃて٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

老後に向けての投資の到達目標の確認

今回は投資の到達目標の確認2回目です。1回目は子供の投資資金をインデックス投資で賄うことを目標にしていることを話しました。

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わたしの投資の目的は主に3つです。

  • 子供たちにお金の苦労をさせない
  • 老後のお金の心配をしない
  • 今一番幸せになれるようにお金を使う

今回はこの3つのテーマのうちの二つ目、老後にお金の心配をしないことにについて考えていきたいと思います。

老後の投資目標の到達には高配当個別株を利用するつもりです。高配当個別株は、インデックス投資と比較してパフォーマンスで劣る可能性はありますが、一方で定期的に入る配当金により月々のキャッシュフローを補えるという特徴があります。

老後に大切なことは、資産の最大化よりも安定したキャッシュフローを準備しておくことと考えています。今回は、そんな個別株を利用した老後の投資の到達目標の確認です。

老後2千万円問題より未来の自分を考える 

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記憶に新しい金融庁の2000万円問題。すごくかいつまんで説明すると、年金の受け取り平均額が一世帯21万円に対し、老後の支出平均は26万円なので、平均同士のモデルケースだと月5万円ずつ赤字になってしまうからお金のこと考えて生活してね、というお話です。

さてここで30年後の自分の未来を悲観的に考えてみます。

  • モデルケースより支出は多い
  • 受け取る年金は確実に減る
  • インフレが進んでいる

どんな時でも最悪なケースを想定する、それがこトリ流後ろ向き投資だぞい(*´ω`*)

簡単ですが順に説明していきます。

モデルケースより支出が多い

以下は金融庁資料の使われた厚生労働省発表の「金融審議会第21回市場ワーキンググループ会議次第」より抜粋した資料です。

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https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/market_wg/siryou/20190412/02.pdf

 

注目すべきは住宅費で、月1.3万円となっております。

現在では持ち家は負債、賃貸万歳の世の中ですが、高齢者世帯では持ち家がほとんどであり家賃の負担はありません(もちろん、家の修繕費はかかるでしょうが)

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www.daiwahouse.co.jp

わたし自身は持ち家ですが、住宅ローンの支出が月13万円の支払いが70歳まで及びます。よって、このモデルケースの支出より12万円弱多くなります。保険や通信費で多少削るにしても、老後の月の総支出は35万円になると想定しています。

Point1

  • 老後の月の支出は35万円(年間420万円)、ただし70歳まで。
  • 70歳以降は月の支出25万円(年間300万円)

 

受け取る年金は確実に減る

こちらは現在の想定でシミュレーションした我が家の年金受給額です。

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www.hokende.com

↑アフィではないのでご安心あれ。

現在の想定金額は68歳以降は年間450万円になるようです。

しかし、30年後には20%年金受給額が減ることが示唆されていることを考えると、想定すべき受給額は360万円/年となるでしょう。

また、受け取りは65歳からなので、60歳定年後はしばらく収入がないことも考慮に入れることを忘れてはなりません。

Point②

  • 受給できる年金額は夫婦60歳までしっかり働いたとして360万円/年
  • 60歳定年だと5年は無収入の期間がある

インフレが進んでいる

現在の日本はデフレが進んでいますが、本来経済はインフレに進むものです。

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ecodb.net

このインフレ率が一番読めないので不明瞭な点が多いのですが、仮にインフレ率1%で推移したとしても30年後には30%。つまりは支出が30%は増えることを覚悟しなければなりません。

Point③

  • 物価は30%以上は上がっていると想定する。
  • 住宅ローン金利は現状のままとし、今回は考慮に入れない。

 

以上よりPointをまとめてみます。

  • 支出は年間420万円(70歳まで)および年間300万円(70歳以降)
  • 年金受給額は最大で360万円/年
  • 物価の上昇は30%を想定する

これらのデータをざっくり表にまとめると以下の通りです。

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夫婦が順調に60歳まで働いて定年を迎える前提となります。

  • 2043年2044年は妻の労働収入のみ
  • 2045年2047年は収入なし
  • 2048年以降、わたしが年金受給開始
  • 2050年以降、夫婦ともに年金受給開始
  • 2053年、住宅ローン返済終了

 生じる負債は60歳から85歳までの25年間で2777万円、年単位で約110万円が足りなくなります。

この負債を補填するために講じる措置は、

  1. 再雇用制度を利用して働く
  2. とにかく節約する
  3. 投資をして配当金を稼ぐ

この3つになります。

まず一つ目の再雇用制度は最もポピュラーな措置でしょう。町を見渡してみれば高齢の方が多く働いており、元気なんだなと感じます。しかし一転、それは自身の肉体という資源を労働に集中投資して得る対価です。60歳以降まで健康で働けるかと言えば、確実にそうである保証はありません。

2つ目は節約することです。年間110万円の節約を行うことができれば心配の余地はなくなります。しかし、結論を言ってしまえば老後に節約はしたくありません。

  • 老人である自分が使わないとお金が回らない
  • 老後に我慢をして生きたくはない
  • 食費や光熱費を削ると若い時以上に健康にリスクが生じる

もちろん固定費は出来る限り削るつもりではありますが、生活の質を下げるような節約はしたくないのです。

最後は投資をして配当金を得ることです。長くなりましたがここからが本題です。

配当金を利用して老後の生活を豊かに送る

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お前らの配当金、待ってるぜ!


わたしの行っているインデックス投資&個別株投資のうち、インデックス投資は決まった期間のまとまった出費にあてることは先述の通りです。

個別株投資は3%の配当金を目安に行っており、老後を最終目標として積み立てています。

年単位で110万円不足することから、目標とする資産総額は4000万円です。配当益が120万円ほどになるので、月のキャッシュフロー不足分を補うにちょうどよくなります。

現在、わたしが個別株に投資している額は年額約150万円です。現在の株式投資による資産額は200万円程度なので、配当金再投資を利用すれば十分4000万円に届く額です。

Point④

配当金を年間120万円得ることで老後の年金と合わせてトントンにする。

 

米国経済とて悲観的な道を辿る可能性はある

個別株の配当を利用して老後の備える目標は以上話した通りです。

しかし実際、米国経済は2019年現在も上昇基調にあり、想定以上の資産になることも十分に考えられるでしょう。ファクトフルネスを読んだことがある方ならわかるかと思いますが、過去のデータより未来は絶対に伸びるという保証は無いのです。

 


FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

わたしが今回話したのは、投資においては非常に悲観的な観測です。投資家の方には「いや、もっと伸びるだろう」「余裕ありすぎるだろう」と思われる方も多いかと思います。

しかし、未来の経済は誰にもわかりません。米国経済と言えど、現在の日本の様な30年間デフレ経済が続くようなことだってありえるのです。

今は楽観的に済ませられますが、老後になって時間がなくなると決してそうも言えなくなるでしょう。わたしは常に悲観的なケースをもって投資を続けています。

最高のパフォーマンスを期待するよりも、最低限のラインのパフォーマンスを続ける、それがわたしの老後に向けた投資の到達目標なのです。

投資しますか?しませんか?

最後になります。もし投資をしないで貯金だけでなんとかやっていくという方へ。

人生100年と言われるこの時代、目減りしていくだけの貯金で老後をしのぐ人生が送れますでしょうか?もし貯金が無くなったら、その場合子や孫に頼りますか?

自分の負債を子孫に引き継ぐことは絶対に避けるべき負の連鎖です。

 

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投資はもちろんリスクがある行動です。しかし、そのリスクを踏まえた上でも終わりの予想できない人生において投資を行っておくことは必須だと考えています。

少しずつでも大丈夫です。老後のきちんとした目標を見据えて資産を積み重ねておきましょう。

もちろん経済が好調に発展すれば、より早く仕事を引退することも考えるけどのん。ここまでのパフォーマンスは最低限欲しいなと考えておくことも重要だと思うぞい。

 


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