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副業所得は20万円以下なら申告不要という嘘。ちなみに私の収益は赤字だけどね!

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副業の収益が20万円を超えなければ確定申告をしなくてはいけないというのは真っ赤な嘘である。

副業してるけど、今年の利益は20万円もいかなかった!
なので確定申告はしなくていいよね~♪

確かにそう言われているな。しかし、それは大きな間違いだ。

ええ…だってみんなそう言ってるのに…。

だってもヘチマもありません。収入があれば税金を納めるのが当然。収益20万円以下なら確定申告しなくていいというのは「例外である」ことをしっかり覚えておこう。

ほほう、例外なんじゃの…?

その通り。基本的には収入があった場合には税金を納めなければいけないと考えておこう。

はーい!

 

副業の収益は1円からでも確定申告をしなければいけない

とはいえ巷でも20万円以下なら確定申告しなくてもいいって言われてるよね。私もてっきりそう思っていた。なんでそういう話になっているの?

確定申告についての正確な定義は以下の通りです。

☆収益が1円でもあった場合は確定申告しなければならない。
☆しかし、収益が20万円以下の時にいちいち確定申告されると納税者側、税務署側双方にとってあまりに大変なのでやらなくてもよい。
☆ただし他の事情で確定申告をする場合は例え1円でも確定申告をしなければならない

 

なるほどなー。確かに1円で確定申告されたらたまったもんじゃないよね。

 

また、収益20万円以下で申告不要とされるのは確定申告、つまりは所得税の免除です。

所得に対する税金は所得税と住民税があり、住民税は免除の対象となりません。

 

…マジかよ。

 

確定申告を行うと、税務署から市区町村へ連絡がいきます。

そこで住民税が決定され、給与と合算であったり自身で納付したりと住民税を支払うことになります。

 

じゃあ、確定申告をしない場合の住民税の納付はどうなるの?

 

確定申告をしない場合は毎年3月15日までに各市区町村へ住民税の納付の申請をします。以下は川崎市のホームページです。

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確かに「該当する方」に給与のみの支払いの方、確定申告書を提出した方ってなってるね。

逆を言えば、それ以外の人は申請をしろということだな。

 

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ちなみにPCで入力できる所得税の確定申告と違い、住民税のみの申告はPDFからダウンロードして手書きして提出だ。

更にメンドクサイじゃないですか…これ。

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大事だから纏めておくぞい!

 

☆原則1円でも収益があれば確定申告はしなければいけない!
☆しかし、収益が20万円以下でかつ他に確定申告をしないのであれば、(所得税の納付である)確定申告はしなくてもよい!
住民税は必ず申告して納付しなければならない!

 

2019年の副業の収益は0円でした!

さて、中の人は住宅ローン控除の申請もあるから確定申告をする訳だけど、副業である文筆業(雑所得)はどのくらい税金を納めることになるのかな?

いや、2019年の収益は0円だったので特に納める必要はなさそうだ。

え、0円ですか?マジなの?

マジです。

 

当ブログは2019年の2月に開始となり、2019年12月までそれなりに収益がありました。

ブログ運営および記事納品による原稿料は確定申告の項目のうち、雑所得(文筆業)に分類されます。

 

文筆業の収支を決定するために、収入とかかった経費の計算をします。

2019年のブログ運営に関わる支出(左)、収入(右)は以下の通りです。

品目 金額 品目 金額
ノートPC ¥38,220 Googleアドセンス ¥26,000
ブログ、サーバー代等 ¥21,450 記事納品 ¥32,000
ココナラ イラスト ¥25,000 アフィリエイト ¥1,549
支出計 ¥84,670 収入計 ¥59,549

総計で25121円の赤字!収益0っていうか、圧倒的に赤字ですな!ガハハ!

我々のイラスト外注費でこんなにお金がかかっているとは皆も驚きだろう(ドヤ)

 

ちなみに、市の税理士無料相談会に行った際、この事実を告げると「0円?プッ」と笑われました。ほっとけ。

 

では確定申告は無意味かというと、そうでもありません。

源泉徴収額の還付を申請するためです。

 

源泉徴収とは、「だいたいこのくらいの税金納めなきゃいけないだろうから、事前に報酬から引いておくドン!」というお金です。

 

具体的に言えば、12000円程度の報酬を受け取る契約をした際に、1200円の源泉徴収が引かれて、10800円の振り込みが行われています。

 

1200円の税金の前払いじゃの!

 

しかし、今回の文筆業の雑所得は経費を差し引くと0円だったので、確定申告をするとこの前払いした源泉徴収額を還付してもらうことが出来ます。

 

なるほど、源泉徴収額を取り戻すためにも、雑所得が0円でも申告する意義があるんじゃの!

 

ちなみに結局収益が0円なので、もちろん住民税の支払いも発生しません!(多分)

 

☆副業の雑所得は経費を差し引くと0円だった
☆原稿料を源泉徴収されたが収益0円なので、還付される
☆住民税も払う必要はなさそうだ

 

原則、副業の収益は確定申告をする必要があると考えておこう!

副業の収益は1円でも発生すれば税金の納付が必要です。

例外なのは、収益が20万円以下であれば所得税はいちいち確定申告しなくてもいいよ!ということだけです。

税金周りは複雑ですが、副業や投資をするなら避けられないことです。

知識をしっかり身につけて、しっかり稼ぎましょう!

 

ここまで読んでくれてありがとう!確定申告がんばろうぞい!

 

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