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「普通の生活」を送るためには月に48万円も必要?あなたにとっての幸せに必要な金額を考えよう!

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 「普通の生活」に必要なお金は月48万円!?そんなお金ないよ!

京都総評の調査による2018年京都生活調査子育て世代まとめについて話題になっています。各紙誌面の紹介する内容は以下の通りです。

タイトルは【30代の4人家族、「普通の生活」に月48万円必要】となっています。

headlines.yahoo.co.jp

このニュースの48万円という数値のインパクトに惑わされ、SNSを中心に「生活費に月48万円なんて無理だ…」と話題になっています。

 

しかし、「普通の生活」には48万円の生活費が必要でも、「自分にとって幸せな生活」には必要な金額は違ってきます。

  • 自分の欲望を取捨選択し、必要な金額を支出に回す
  • 収入の一部を貯蓄、そして投資に回す

この二つのポイントを押さえることで幸福になるためのライフプランを立てることが出来るのじゃぞい!

 

普通の生活に必要なお金は月に48万円、年収目安は584万円!

以下は京都総評(http://www.labor.or.jp/sohyo/)の発表した2018年子育て世帯の生活実態調査よりのまとめです。

月に必要な生活費を調査したところ、30代では48万円、40代では55万円、50代では70万円必要であることが大々的に発表されています。

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京都総評HPより

そして京都総評の公表した資料をまとめたものが以下の図となります。

30代を例に挙げると「最低生計費」の欄に48万円必要!となっていますが、これは社会保険料所得税、住宅税の税金込み、さらに不特定の予備費を加えた試算です。税抜き、つまり実際に自分の口座から無くなっていくお金は月に40万円が目安です。

そのため月に48万円、年収に換算すると584万円が必要になるようです。

なんだか月48万円が独り歩きしておるが、まずは実際税引きで40万円程度であることを理解しておこうの。

月に40万円の支出でも多い?平均年収と照らし合わせると意外に普通!

以下は国税庁 www.nta.go.jp)調査の平成30年度平均給与調査です。正規社員で言えば男性は545万円、女性は293万円、平均して440万円になっています。

今回の京都総評の30代のモデルケースは夫が正規職員、妻が非正規社員、子供が2人となっています。そしてこの家族が普通の生活を送るために月に48万円、世帯年収が584万円必要だという話になっています。

上記国税庁の調査によれば、30代男性の正規社員は559万円、女性の非正規社員は154万円、合計して世帯年収は713万円となります。

そのため、「普通の生活」に必要な月収48万円は平均的な年収のある夫婦では100万円以上多い年収になることになります。

つまり、平均的な年収をもらっているならば、「普通の生活」は十分に行える、という話になるのです。

しかしあくまで年収の平均値を用いており、当然ながら偏りがあります。30代の平均年収は確かに500万少々ですが、実際には500万円以下の人も多くいます。

以下の図は30代の年収分布ですが、年収500万円未満の割合は60%以上もいることがわかります。

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平均年収ランキング 最新版(年齢別の平均年収) |転職ならdoda(デューダ)

実質60%の人は年収580万円には届いていません。

そのため殆どの家庭においては共働きで「年収584万円」を目指すことになるのです。

「月に48万円」は必要なの?→必要だったよ…

必要なんだよ。

さて、月に48万円は「普通の生活」に妥当なのか考えてみます。

実は月に48万円、手取りにして約40万円の支出は我が家の支出とほぼ一致します。

以下に、30代共働き夫婦、子供2人の我が家の11月の家計簿を提示します。

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11月の我が家の支出は39万円でした。我が家は特に住宅費と食費が支出の多くを占めています。 

普通の生活を送るのに48万円も必要なの?と考えていましたが、48万円は必要だったよ…というどうしようもない即落ち二コマを脳内で妄想してしまいました。

しかし、家と食は私の幸福な生活にマストなものであり、削ることはしません。我が家が幸福度を落とさずに生活するためには40万円弱の支出は必要であるということになります。

ただし大事なことは、貰っている収入に対し、どう折り合いをつけていくかを考える事です。

我が家は次にあげる2つの大事なポイントにフォーカスし、家計を維持しています。

収入にかかわらず幸せになるための2つのポイント

京都総評はこのデータを提示し、最低賃金の引き上げが必要だと位置づけています。しかし、ただ賃金を増やしたところで、多くの人は貯金するか、使ってしまうかどちらかしか行わないでしょう。

賃金アップも大事かもしれませんが、すぐに叶うことではありません。まず出来ることとして大事なことは「お金をどう貯めて、どう利用するか」ということです。

自分にとって必要なお金がわからない人は、例え一億円あったとしてもただ欲望を満たすために使うだけ、永遠に幸せはやってきません。

 

すぐに出来る大事なポイントはたった2つです。

☆自身の幸福度に対し優先度が低いものは諦めて余剰資金を作る
☆作った資金を働かせる方法を覚える

副業等をやっていない限り、得られる支出には限界があります。そのためまず余剰資金を作るところから始めねばなりません。

名著「バビロン大富豪の教え」において語られる、大事なポイントの一つに「収入の10分の1を貯蓄に回し、残りの10分の9で叶えられない欲望を諦める」、という金言があります。

家計簿をつけて節約をする「貯蓄の基礎」は、余った分を貯蓄することではなく、まず貯蓄に回し残った分で生活するかを考えることです。

この残った分で生活する際に、優先度をつけて叶えられないものは諦める、というのがこの本の教えです。

例えば私の場合、優先は食>住>衣です。食、住は叶えられますが、衣は欲望の優先度が低く、無理して叶えないことにしました。

ただし、特に食に関しては削ろうとはしないため、「幸福度を維持して節約をする」ことが出来ています。

 

そしてもう一つ大事なことが、「お金を働かせる」ことです。

定期預金が1%を切って久しい世の中、銀行に預けるだけではお金は増えません。

先の金融庁が老後には2000万円必要だと試算を出して話題となった所為「2000万円問題」を顧みても、自身でリスクを取って投資をして資産を増やすことで、将来に備える必要になる時代になっています。

もちろん投資に知識や勉強は必須ですし、リスクも付きまとうものなのですが、それでも行動しない限り現状は打破できないでしょう。

結局のところ、節約して投資する単純な話なのじゃが、9割の人は出来ていない話じゃぞい。

まず自分の収入で幸せになれるかを考える

先の2つのポイントに従い、我が家は収入の6割で支出を賄い、2割を貯蓄、2割を投資に回すことで生活しています。

例え「月に48万円」なかったとしても、幸福度の優先度が低いものを切っていけば「節約して普通の生活」を送れますし、余剰資金で投資を行い、将来の備えを作ることもできます。

「月に48万円ないと普通の生活なんて送れないんだ!」と思い込み、行動することを諦めるようなことがないようにしたいものです。

 収入に限りはあるかもしれませんが、その中で幸せな生活が出来るようにお金をうまく使う術を身につけましょう。

最近の給与動向についての記事はこちらです。給与は確かに上がっていますが、その格差は広がるばかりという残酷な現実があります。

www.smallbird.work

バビロン 大富豪の教えは長く続くベストセラーですが、お金の扱い方の基本は今も昔も変わらないことを認識させてくれる良書です。


漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則

ここまで読んでくれてありがとう!48万円に惑わされず、自分に必要なお金を見極めていこうの!

 

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