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年金生活の母にはどんな投資を勧めるか?インデックス?高配当個別株?

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年金生活の母にどんな投資を勧める?その答えは…。

私には年金生活をする母(66歳)がいます。

正職員として20年弱働いてきましたが、受け取る年金はさほど多くなく、生活としてはそこまで楽なものではありません。

日々の生活費と照らし合わせると良くてトントン、と言ったところでしょう。

母にはよい生活をしてもらいたい。しかし年金生活の母の日々の生活を楽にするためには、いったいどんな投資を勧めればいいのか…?

 

私の答えは…?

 

投資なんておやめなさい。以上です。

 

母に限らず、特に年金で生活をしている高齢者に勧める投資はありません。

理由は以下となります。

母に投資を勧めない理由!
加齢による能力の低下
投資に対するリスク耐性の低下

年金生活の母の厳しい現状を知る

先日母が訪ねてきてお金の話になりました。母は現在年金生活中の66歳。本当は働きたいのですが体調不良が重なり現在の年金生活に至ります。

母は正社員を20年弱続けて定年を迎えました。母の属性を考えてシミュレーションを立てると、年間の年金額は120万円程度、月10万円が目安です。

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公的年金受給額シミュレーション|職業選択

しかも社会保険料等が10%程度引かれるため、手取りとしては108万円、月に9万円程になるのじゃな。

この額面では働かないと生活はかなり厳しいな。

生活は厳しい、そうは言っても、母を始めとした高齢者に対し投資は勧めません。以下の二つの理由を説明します。

  • 加齢による能力の低下
  • 株式投資のリスクに対する耐性の低下

加齢による能力の低下

人間齢を取るとどうしても能力が下がってきます。体力はもちろんのこと、認知力や判断力も落ちていくでしょう。

株式投資初心者に勧めるつみたてNISAを利用したインデックス投資でさえ、投資信託に含まれる株式や信託報酬など判断力が必要とされる点は多くあります。

余談じゃが、人生100年時代でつみたての時間は十分にある!つみたてNISAをやるべきだ!という意見はあるが、KABUさんどうかの?

よほど健康で資産に余裕があればつみたてNISAをやってもいいかもしれない。しかし、60代の27%は貯金が100万円以下という高齢者の現状でそれを言えるかどうか。

貯金100万円以下!?そんな状況では投資を勧めることはできぬのう…

健康であるならむしろ倹約に励み、働いて、いざとなったら社会保障に頼るほかないだろうな。

 

 

 

また、投資商品を売却して現金化する際にも、 それなりの判断力が求められます。

時に高齢者が退職金を持って証券会社に行き、証券マンにぼったくり投資信託を売りつけられたり、証券会社が売買手数料を稼ぐために不要な株式の売買を繰り返させられ結果として大損する、と言った事例もよく聞く話です。

株式投資のリスクに対する耐性の低下

株式投資は経済の成長に対して投資をしていく手法であり、長期的に見れば徐々にプラスになることはよく知られています。

例えば、現在絶好調である米国株投資は年々右肩上がりで市場が成長しています。

以下は過去30年分のダウ平均株価のチャートです。30年間で10倍程度の増加をしていることがわかります。このチャートを見れば米国経済に投資することは有用であることがなんとなくわかると思います。

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このチャートだけを見れば米国株投資を続けてさえいればいつか大きな資産となる事が予測は出来るものじゃ。

しかしこれはあくまで超長期的に見たチャートでしかありません。次に示すこちらのチャートをご覧ください。

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これは上記のダウ平均を2000年から2012年にかけて切り取った図になります。12年間でほぼ横ばいのこのチャートをみて経済は右肩上がりだ!投資しなくては!と思う人はいないでしょう。

原因は2000年初頭のドットコムバブル、2008年のリーマンショックです。歴史的な不況や失職を生み出したこの時代、米国株価も全くと言っていいほど伸び悩みました。

その後はGAFAを代表とするハイテク株の台頭もあり、現在のような絶好調な米国経済ですが、こうして暗黒と言える12年間を過ごした時期もあったのです。

若いうちに資産運用を始めている人ならば、こうした暴落相場でも着々と株式を買い増し、生活の資金は給与から捻出できるでしょう。

しかし高齢であれば同じようにはいきません。

何十年後かにお金が必要な若年層世代に対し、高齢者は明日にでもお金が必要になる状況は十分に可能性があります。

それは例えば、突然の怪我や病気で働けなくなったり、子供や孫のために多額の支出があるケースが重なってくる場合です。

暴落場面でこうした状況があると目も当てられません。先述した判断力の低下により投げ売りして損をする状況も大いにありうると思っています。

若い人なら暴落時でも買って耐えろとは言える。

しかし、高齢者であればそうはいかんの。何せ生い先がみじか…

それ以上は言ってはいけない

高齢になってからの「投資なんておやめなさい」

若いころから投資を行っている方であれば、高齢者になっても大いに投資を続けてもらって良いと思います。投資を続ける内に自身のリスク許容度や期待リターンを理解しており、運用に関するノウハウが身についているためです。

しかし、高齢になってからの投資は、はっきり言ってoutです。

こちらはある高齢者が3000万円を吹っ飛ばしたout事例です。

「その方は自営業者で、60歳になったのを機に事業を3千万円で譲渡した。退職金代わりのこれを大事にとっておかなくてはいけないのですが、直後に銀行の営業マンに勧められるまま、投資信託に突っ込んでしまったんです。良い時はかなり利回りが出たのですが、ある時、株が暴落して投資額の半分が飛び、取り戻そうとまた投資。これを何度も繰り返した挙句、最終的にはリーマンショックでまた大暴落。結局、手元には200万円しか残りませんでした」

投資信託で3千万円が200万円に…私はこうして定年資産を溶かしました | デイリー新潮

株式投資を嗜んでいる方であれば、何言ってるんだこいつ…となる記事になると思います。

銀行マンに勧められるまま

暴落を取り戻そうとしてまた投資

何度も繰り返してリーマンショックで3000万円が200万円に…。

 

これ救いようもねえな…。

 

これが全ての文章なので私の推測も入りますが、

 

銀行マンに勧められるまま高い手数料のぼったくり投資信託を購入し、暴落時にパニックになり手放した。懲りずにまた銀行マンからぼったくり投資信託を購入したらリーマンショックでまた投げ売り。銀行マンの言うがままに売買を繰り返していたら、売買手数料とパニック投げ売りしたせいで3000万円が200万円になっちゃったよ。

 

といったストーリーでしょう。

「投資なんておやめなさい」を執筆して、若年層投資家から大いにヘイトを買っている、みんなのアイドル荻原博子さんはデイリー新潮の同記事でこう語っています。

「投資をするなら、そのための教育を受けていなければダメなんです」

 とは、前出の荻原さん。

「今の高齢世代はそれを受けていないので、リスクがあることを理解していない人が多い。大幅な余裕があるならともかく、老後のための大事なお金を危険に晒すのは愚かです」

投資に関して全く知識の無い高齢者が投資を始めることは、愚かな行為に他なりません。投資を始めるなら若いうちから勉強しつつ、少額から始めるべきでしょう。

年金生活の母に投資は一切勧めない!代わりにリスクを背負うのは子である自分

66歳になる私の母はこれまで投資に関する経験は一切ありません。

株式投資は確かに生活を豊かにする大事な手法ですが、経験と知識を蓄積しつつ長い時間をかけて資産形成をしていくものです。

加齢により判断力が下がり、明日にでもお金が必要になるような状況で、リスクのある投資による資産形成を勧めるつもりは一切ありません。

一方で私はリスクを背負い米国株で資産形成を着々と続けていきます。

この先母が経済的に万一の事が起こった際に資金援助を行うことが出来るよう、リスクを肩代わりした資産形成を行っていくのも、株式投資を通して行える一種の親孝行と言えるのではないでしょうか。

 

60代以降の平均貯金額も結構ヤバい。投資をするなら若いうちから始めておこう。

www.smallbird.work

母との思い出は沙羅曼蛇

www.smallbird.work

煽ってでも高齢者は投資を止めさせた方がむしろ無難。若年層はもちろん投資を始めよう。

www.smallbird.work

 

 

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