つみたてNISAの期間延長は国の陰謀！？「行動する人」になって、資産運用はじめましょ！

Point
☆つみたてNISAの非課税期間の延長が検討されている！
☆投資をやらない人にとってはまさかの政府の陰謀！？
☆ちょっとずつでも行動する人になって、つみたてNISA、始めましょ（はぁと）

つみたてNISAの非課税期間が延長に！やったぜ。

つみたてNISAの制度が変更になるよう政府与党が進めているようです。これによりさらに貯金→投資の動きになるように働きかけているのでしょう。

「つみたてNISA」は2037年末までに始めれば20年間非課税になるよう期限を延長。確定拠出年金は企業型を70歳、個人型（iDeCo＝イデコ）は65歳までに。「貯蓄から投資」を後押しします。

▶つみたてNISA延長へ　いつ始めても非課税20年https://t.co/az0Ut2yXhI pic.twitter.com/OYpbVujVGr

— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) November 21, 2019

現行制度では2037年で運用期間が終わってしまい、途中から始めた人は20年という投資期間の恩恵を受けられませんでしたが、新制度案では2037年までのスタート期間であることは変わりませんが、開始から20年間つみたて出来るようになるようです。

非課税運用期間が20年であること、また投資金額は従来から変わらず年40万円、20年で800万円と多少物足りさは感じますが、それでも良好な投資環境整備のための一歩前進であると言えるでしょう。やったぜ。

長期投資は時間を使ってゆっくり行っていくものですが、現行のつみたてNISAでは途中から始めた人は非課税期間が短く、先行して始めた人に対して圧倒的に不利な条件になっていました。

今回の新制度案は実際やって当然な話なのですが、いざきちんと検討されているニュースが入るとホッとするものです。

やったねKabuさん、非課税期間が増えるよ！

（そのネタをわかる人はまだいるのだろうか）

投資家にとっては歓喜な一方、投資をやらない人のカオスなコメントをご覧ください。

つみたてNISAの変更は投資家にとってもちろん好材料なのですが、今回話題にしたいのは上記ツイートのリプ欄にある投資家VS非投資家のカオスな戦いが繰り広げられていることです。

以下にそんなカオスなコメの一覧を載せておきましょう。

• 国の不正に使われ、塩漬けになる
• 貯蓄から投資へなんて言われても、現代の社畜は貯蓄できるほどの給料を貰ってないんだけど・・・

• 積み立てる金がない
• 投資ってそもそもアヤシイ。アリかキリギリスかどっちかの人生選んでね💕みたいに言われても年金だって生きてるうちに貰える保証なんてほぼ皆無と言われた20ン年前その間、消費税はジワジワ上がり続けその後も暮らしって緩やかにしんどくなってます。
• 利息や利益が出ると言っても10万？100万？それでどれだけ生き延びられる？？自分で使わぬお金を「誰か」が使う( ´艸｀)
• NISAをやっている夫の同僚や上司らが口を揃えて損した！と騒いでいると夫が話していたし、全く知識がなかったので今チラッと調べてみたら、よくよく理解してやらないと落とし穴風なのがあるや〜ん。
• 何に投資させる気かしらんが、国単位の市場誘導だろ。
• 貯蓄に回せるお金が庶民の手元に入るような施策をお願いしたいものです…
• つまりこれは、実質的に言って、アベ政権による棄民政策ではないのか？国は面倒を見ないから、自分でなんとかしろと。ふざけるな！！

あのさぁ…（ため息ハァー）

これらの主張をまとめると

1. お金が無いから投資できない
2. 国の陰謀である
3. 投資って怪しい

となっているようです。

(´・ω・)…何が何だかわからない…

目指すべきはたった年利5%の資産増だけ！つみたてNISAをはじめましょ！

つみたてNISAはぼったくりが多いと言われる投資信託から金融庁が厳選した投資信託に投資が出来、しかも20年間も非課税期間の続く優れた方法です。

つみたてNISAは100円からと少額から投資を始めることが出来ます。もちろん怪しくもありませんし、国の陰謀でもありません。

非常に健康的な投資環境を準備してくれていると言えます。

わたしは米国株のみを主軸として資産形成をする投資家です。米国株投資には様々な手法がありますが、私が選択したのはインデックス投資を軸として高配当個別株投資を組み合わせた長期投資による資産形成です。

www.smallbird.work

私がつみたてNISAを利用して購入しているのはeMAXIS Slim米国株式（S&P500）の制度を利用してインデックス投資を行っています。

利用している証券会社は楽天証券です。つみたてNISAは比較的銀行や対面型証券会社でもぼったくり商品は少ないものの、選択できる商品や今後の投資の可能性を考えて楽天証券かSBI証券を選択しておくのがよいかと思います。

www.rakuten-sec.co.jp

2019年から毎月コツコツと自動で買い増しを行っており、2019年11月現在ではおよそ買い付け36万円に対し運用益39万円（＋8％）と好パフォーマンスを維持しています。

eMAXIS Slim米国株式（S&P500）チャート

現在は堅調な相場なので、これは正直出来過ぎのパフォーマンスです。個人的には年5%もあれば十分ではないかなと感じております。

しかし年5%でも時間を味方につけることで十分な資産形成が出来ます。例えば20年間つみたてNISAで米国株中心のインデックス投資を続けたとすると、800万円の投資金に対して20年後には1370万円になります。もちろん非課税なので運用益の約500万円に対し税金はかかりません。

※年間5%上昇すると仮定したつみたてNISAのシミュレーション。

例え年40万円だとしても、生涯にわたってこうして少しでも積み重ねておくことが自分の身を守るために重要であると考えています。

もちろん運用益がマイナスになる場合だってあるので、投資をするなら勉強をしておくことは大事なんじゃけどな。

投資に限らず、自分で考えて恐れずに行動する力を身につける

さて、ここまで偉そうに話してきましたが、私自身もつみたてNISAを中心とした現在の投資スタイルを確立するまで紆余曲折はありました。

給料が上がらないのは会社や政治のせいだと思っていましたし、手取り14万円しかもらえないのも日本が終わっているからだと思っていました。

流石に投資を国の陰謀とは思いませんでしたけど。

ただこうして毎日ブログを書くために本を読んだり投資をしたりとインプット、アウトプットを続けるうちに気づきました。結局行動せずに文句ばかり言っているうちは、自分の環境は良くならないのです。

人（この場合は会社や政治）を変えようとすることは難しい一方、自分自身を変えることの方が遥かに簡単だし、重要なことです。

もしお金が無い！会社や政治が悪いからだ！と過去の私と同じことを言っている人に、私が伝えることができる答えは、他人を変えるより、自分自身の考え方を変えることです。

給料が下がった、税金が上がった、最悪はリストラになったなど、これからさらに厳しい状況が訪れることは容易に想像できます。

給料が上がっている場合もあるでしょうが、実際格差はどんどん広がる一方です。

www.smallbird.work

そのため、大事なことは「自分で考えて、行動できる人になる事」を心がけること。もしお金で悩んでいるのならつみたてNISAをするという行動は、投資という新しい選択肢のきっかけになるのではないでしょうか。

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