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新NISA案が2階建に変更で複雑化!ますますわかりづらくなる!?しかし必要であると考える、その理由とは?

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Point
☆新NISA案が検討中!
☆わざわざ難解になってしまうの!?
☆でも保険をかける意味でも必要かも!

新NISA検討案、2階建で複雑化になる!?

www.nikkei.com

現行NISAは年間120万円まで、5年間で600万円投資が可能であり、運用益が非課税となる制度です。指定された投資信託を買う必要がある、年間40万円までの投資額であるつみたてNISAと違い、投資額や投資商品の自由さが差別化され、NISAを利用している方も多いのではないでしょうか。

しかし2024年よりNISA制度が見直され、通称2階建て、という制度となるようです。まだ案の段階で情報が少なく、決定事項ではないですが、報道内容から抜粋すると以下のようになるようです。

これまで割とシンプルだったNISAの制度に制約が付き、複雑化します。投資金は年間で2万円、トータルで10万円増えますが、自由に投資商品を買える枠は減少します。

Twitter投資クラスタからは以下のような意見が寄せられています(意訳)

  • わざわざ難解にするクソ変更だ
  • 投資商品に制約をかけるクソ変更だ
  • 誰得なクソ変更だ

私の感想をはっきり申し上げちゃいますと、クソなのですが、しかしそうせざるを得なかった背景もあるかと考えます。

そんな矛盾した感想を持った今回のお話です。

なんで新NISA制度を擁護するの?馬鹿なの?

私が新NISA制度(案だけど)を支持するのは、NISAを利用して買われている商品に大きな危惧を抱いているからです。

以下は上記がSBI証券の週間買い付けランキング、下記が楽天証券から国内のETFの買い付けランキングです。

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マーケット|SBI証券

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一般NISAで買うならどんな商品? 株式編 | NISA(ニーサ):少額投資非課税制度 | 楽天証券

もちろん配当狙いのJTすかいらーくなど、国内株式でも高配当で安定の投資と言われるようなものならまだしも、絶賛落ちるナイフ中の日産やソフトバンク、ハイリスクのダブルインバース、ダブルベア、レバレッジ…。

人の投資にアレコレ言うのはタブーだとはわかっているのですがあえて言わせてください。それNISAで買うものか?

投資情報を発信しているような方や投資ブロガーさんは非常に優秀な方が多いと感じています。自身の抱えることのできるリスクや引き際なんかを考えることのできる賢明な投資家の方なら、思惑があって買っているのでしょうし、別にわたしがアレコレ言うことはありません。

しかし投資を行うほとんどの方は自分の抱えることになるリスクを知らず、人気だから、儲かりそうだからで買う方が殆どです。

NISA始めました!さっそくレバ3倍ETF買ってみます!なんて方がいたら

「さよならなのだ」と永久水晶片手に寂しく手を振りお見送りをするだけです。

www.smallbird.work

唐突なロマサガ3ネタはわからんからやめれ

新NISA案の一階建て部分は国がかける保険!

国は一部の優秀な投資家が資産を伸ばすよりも、ほとんどの一般的な投資家が大きく損を膨らませて退場しないような案を思案しているのでは、と考えます。

恐らく一階建てに該当する、「低リスクな投資商品」はつみたてNISAに見られるような金融庁の選択した商品が選定されるでしょう。もちろん中にはハイリスクな商品も含まれているでしょうが、少なくとも上記に挙げたような商品を買って投げ売りするような状況よりは遥かにマシでしょう。

奇しくもシーゲル博士の提唱する、「インデックスをベースに高配当株を加えるとちょうどいいよ」という話にもあるように、インデックス投資信託をまずベースとして強制的に利用させることによって資産を安定化させるということに貢献させることができます。

国内株式で失敗したからこそ、投資信託の重要性を感じている

過去に国内株式で損をした話をしているのですが、当時あまりにも知識が無かった私は投資信託の存在など目にもかけていませんでした。

www.smallbird.work

とりあえず気になったものを買ってみよう、値上がりするといいな、程度で売買を繰り返していた当時の私でしたが、もし新案NISAで投資信託を強制的に買わされていたら、投資信託の有用性に気づいていたかもしれません。

つみたてNISAの商品(≒新案NISA一階建て部分予想)には国内株式よりもむしろ米国または全世界株式、8資産分散など図らずとも分散ができるような投資商品が購入ランキング表等でも上位に出てきます。

つまり言ってしまえば、新NISA案が導入されれば、過去の私の様な大馬鹿投資家でも強制的に分散投資させることが出来る、ということになるのです。

今振り返ると本当に馬鹿なことをしていたな…(遠い目)

結論:新NISA案は馬鹿な投資家のための制度

新NISA案は確かに複雑かつ投資商品に制約がかかるため、賢明な投資家から見ればわざわざ難解にしているような馬鹿にしているのかと言わんばかりの案でしょう。

しかし、一般的なふいんき投資家(なぜか変換できない)にとっては地獄から救う蜘蛛の糸になるかもしれない制度となります。

まだまだ問題を多く抱えるNISA制度ですが、投資の素晴らしさを多くの人に知ってもらうため、そして出来るだけ泣きを見る人が少なくなるよう、願ってやまないのです。

でも投資期間5年だけはなんとかしてくださいよ!

ここまで読んでくれてありがとう!投資期間が無期限希望の方は押してくれると嬉しいですぞい!

 

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