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iDeCoは最適解ではない!?わたしがiDeCoをやらない4つの理由

iDeCoは非常に有効だというけど、実は結構判断が難しいと思うぞい。メリットとデメリットを考えた上で、わたしはやっておらんぞい(*´ω`*)

 

 

iDeCoは優秀な制度、それでもやらない4つの理由

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♀「ごめん…わたしiDeCoはやっていないの…!」

♂(コイツ絶対ウソ泣きやで…)

 

iDeCoという制度をご存知でしょうか?

すごくざっくり言うと、自分で掛け金を積み立てて年金を作る制度です。

www.ideco-koushiki.jp

金融庁が推薦しているだけあり、iDeCo自体は非常に優良な制度です。

iDeCoを簡単に説明すると、掛け金を株式投資、債券、定期預金などに投資し、その運用益を年金として受け取ります。これらの投資商品は通常運用益に対して税金がかかりますが、iDeCoは運用益にかかる税金が0となっています。

またiDeCoは掛け金が税金の控除対象になります。そのため運用益が出なかったとしても毎年税金が安くなるという強みがあります。

そんなメリットを持つiDeCoですがわたしはやっておりません。

その理由は、以下の4つです。

  • 資金拘束力が強い
  • 出口戦略が難しい
  • 運用するにあたり手数料がかかる
  • 現在の資産運用状況において必要ない

では、説明していくのん。

資金拘束力が強い

つみたてNISAや他の株式投資は所持商品を売れば現金が入るのに対し、iDeCoは始めたら解約ができません。資金流動性が非常に低いのです。

iDeCoで得た運用益を手に入れることができるのは60歳以降で、それ以前は1銭も受け取ることができないのです。

資金拘束力の強さがiDeCoをやらない最初の理由です。

出口戦略が難しい

iDeCoの受け取り方法は、一括と分割、どちらかを(または併用)で選べます。また、受け取る年齢も70歳まで選ぶことができます。しかし、共通しているのは決まった期間内に資産を崩して現金化しなければいけないことです。

株式投資は変動が大きいので、常に高値を保っているわけではありません。仮にリーマンショック級の暴落が来た場合、通常の投資であれば現金化を控えて上がるのを待ち続けることができます。

しかし、iDeCoは時期が来たら強制的に現金化をしなければなりません。そのためiDeCoポートフォリオを組むときは変動の小さい債権等を組み込む必要が出てきてしまいます。

この出口戦略の難しさがiDeCoをやらない二つ目の理由です。

運用するのに手数料がかかる

微々たるものですが手数料がかかります。

楽天証券楽天VTIを買っている場合を例に挙げると、

  • 信託報酬…0.1696%/年
  • 維持手数料…167円/月
  • 給付金手数料…432円/回

もちろん節税効果があるので、これらのデメリットは無いも当然なのですが、ことあるごとに手数料が取られるのがちょっと納得いきません。

ちょっとしたことですが、これが3つ目の理由です。

現在の資産運用状況において必要ない

最大の理由です。現在の資産運用を行う場合、iDeCoを行う必要がありません。

現在の投資計画ですが、月16万円を5%の運用益をみこんで運用する予定です。

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資産総額は9500万円、配当は3%/年と予想しています。

この時期になると年間285万円の配当金が得られる状態になっています。

わたしの支出額は年300万円程度なので、配当金に加えて多少資産を崩せば年金生活まで十分に暮らすことができます。

www.smallbird.work

iDeCoで払い戻しを受け取ることが出来るのは60歳以降。その時期には今まで貯めた資産と年金で生活に困らない状況になっています。

つまり、例えiDeCoを利用して資産の最大化を狙っても、もはやこれ以上資産は必要ない状態のです。

むしろ資金拘束がデメリットとして問題になってくるでしょう。

老後の資産が十分に貯まるのに、老後のための資産を積んでおく必要がない、それが私のiDeCoをやらない最大の理由です。

 

今後、iDeCoとどう付き合うか

とはいえ、この話は取らぬ狸の皮算用です。今後の資金調達や相場の変化によっては年5%という目標達成は難しくならないとも限りません。

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皮を剥ぎ取らないでね💛


この先40,50歳と年齢を重ねていき、資産運用の見直しが必要な時期が訪れるかもしれません。その際に債権等の安定資産が必要だと判断したとき、その時初めてiDeCoの利用を考えることになるでしょう。

資産運用の見直しとして考えられるポイントは以下の通りです。

  • 入金力が落ちるとき
  • 予定より成長率が伸びなかったとき

基本的にどちらも老後の資金が足りなくなりそうになった場合です。昨今は終身雇用が終わりを告げており、この入金力がいつまで続くとは限りません。

40代~50代にかけて老後の必要資産はより明確に見えてくると思います。その時に投資戦略を再考するときにはiDeCoは選択肢に入ってくるでしょう。

 

 iDeCoをやらない理由をまとめると以下の通りです。

  • 資金拘束力が強い→株式投資を中心に行っていきたい
  • 出口戦略が難しい→変動率の低い投資は現在必要ない
  • 手数料がかかる→地味に気になる
  • ライフプランに必要ない→現状を維持できるなら必要なし

 

iDeCoが必要となるラインはどこか?

個人的に老後に最低限必要な資産は3000万円と見ています。これはあくまでわたしのライフスタイルから考えた金額なので、人や環境により異なります。

3000万円を利回り5%で作るなら、月50000円の投資が必要になります。

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この場合の最適解は、つみたてNISAとiDeCoを併用して行うことだと考えます。

それぞれの積立額は

  • つみたてNISA…月3万3千円
  • iDeCo…月1万7千円

これらの額を積み立てます。

万が一60歳までに大きな出費があったらつみたてNISAを崩して対応するとともに、老後のためにiDeCoで積み重ねていき減税の恩恵を受けます。

年齢ごとに株式と債券を組み合わせる必要がありますが、月5万円の投資金であればこれがベストでしょう。

 

現在は iDeCoの利用を考えていない。でも未来には変わるかも。

わたしがiDeCoをやらない最大の理由は現在の見通しだと老後までに十分な資産を重ねることができるからであり、それまでに資金拘束をされたくないからです。

とはいえ、今後の状況によりiDeCoは十分に選択肢に入る可能性はあります。

時代に合わせて柔軟に資産形成をしておきたいものです。

資産形成は人それぞれだの。自分のライフプランに合わせて選択をすることは大事だと思うぞい(*´ω`*)

 


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