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【WMT】ウォルマート、2Q決算は好調で株価上昇。しかし逆に経済の見通しが不安な理由。

WMTは米中貿易摩擦で業績は厳しいと予想されていたけど、いい意味でそれを裏切ってくれたの。ありがたいこっちゃ(*´ω`*)

 

2019年8月15日、ウォルマートの2Q決算が発表されました。

  • EPSは予想1.22に対し1.27
  • 売上高が予想130.18Bに対し130.4B
  • 米既存店売上高は従来予想が前年比2.5%~3.0%に対し2.8%増
  • インターネット通販事業が37%増
  • 5-7月の最終損益は36億ドル

とよい決算であったと言えるでしょう。

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Investing.com

 

決算を受けて株価は約4.5%上昇しました。
米国株のこういう素直な上がり方大好きです。

前回の1Q決算では米中貿易摩擦を懸念していましたが、それを払拭しての決算でした。

www.smallbird.work

 

とはいえ、関税引き上げは延長されたに過ぎず、次の追加関税が影響すると思われる決算では影響がないとは言い切れません。引き続き注意が必要でしょう。

 

さてそんなウォルマートの好調の要因はなんでしょうか?
ウォルマートと言えば国内で言えばイオンに例えられる大手スーパーマーケット。
それこそ売っているものと言えば、、スリッパ、パン、野菜、ディズニーのDVD、テント、などが同じフロアで売られているそうです。

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きのこの山も売っているそうで…。

 

さて現在は米国債の逆イールドから米国経済のリセッション入りがにわかに囁かれており、ダウも急降下しています。
その中で今回の決算で急上昇を見せたウォルマートですが、まさに不景気時にも小売業の強さを見せたといったところでしょうか。

 

ウォルマートは生活必需品セクターに分類されており、人々には欠かせない生活インフラの一つになっています。
どんなに景気が悪くても、人々はパンは食べるしスリッパは履きますし、きのこの山も食べるでしょう。銃は…よくわかりません。

 

対照的なのは高級ブランドのコーチを要するタペストリーです。
同じく8月15日に決算がありましたが、こちらは市場予想よりやや悪い結果となりました。

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市場予想よりやや悪い決算ではありましたが、市場の反応は敏感でした。
前日より株価を20%ほど下げる大暴落に至ったのです。

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この二つの対照的な決算と株価の動きより、やはり経済の停滞が見られるのではないでしょうか。生活必需品を扱うウォルマートが躍進、高級品を扱うタペストリーが暴落するということは、人々が出来るだけ消費を抑えようとする動きに見えます。

 

こうした経済の流れの先に待っているのは消費の低下であり、それは経済の停滞を意味します。今回はウォルマートは好決算を発表し、安心できる材料となりましたが、将来的な経済の見通しについては若干の停滞の予感をさせました。

 

とはいえ、わたしのやることは安い時に買い、ホールドして恩恵を受け続けることに変わりありません。
幸いにも、ここ最近の流れには上手く乗ることができ、

  • 8月7日に105.65ドル時にドル転
  • 8月14日にウォルマートを107.4ドルで少量買い増し

をすることができました。

 

今後も市場を注視し、コツコツと資産を積み重ねていく思いです。

ただのビギナーズラック(*´ω`*)!

 


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