熱中症にはその後も注意！油断した先に潜む熱中症の恐ろしい「その後」とは？

ごきげんよう、ことりです。

ごきげんよう、こトリさんだぞい(*´ω`*)

5月は暑かった…。

5月も末になり、暑い日々が続いています。

特に5月24～27日にかけては例年を上回る猛暑となりました。

投資家の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

ダウは大寒波時代待ったなしですが、

気温はくっそ暑かったですね。

早くもビールがおいしい季節となってしまったのう。

熱中症には注意が必要！

ことりは普段、尿の検査をするお仕事としています。

その中で先日、まだ若い方なのにこーんな尿が提出されたのです。

こちらの写真はWikipediaより。

どうやら急性腎障害（AKI)で緊急入院となったご様子。

そしてその原因は、熱中症だったのです。

異常な暑さとなった5月、各地で熱中症の報告が相次いでいます。

全国的に気温が上がった23日、各地の小学校で熱中症とみられる被害が相次いだ。新潟・長岡市の小学校では、26人の児童が、東京・町田市の小学校では、5人の児童がそれぞれ、運動会の練習中に熱中症の症状を訴え、病院に搬送された。5月としては、観測史上最高を記録した。

FNN.jpオンラインより引用 

さてこの熱中症ですが、概要としては

• 体温が急激に上がり、体の調節機能が維持できなくなる
• ふらつき、めまい等の症状が出て生命の危険すらある
• 涼しいところに行く、水分を取るといった対処をする

となり、みなさんご存知の通りかと思います。

大塚製薬HPより抜粋

しかし、そんな熱中症ですが、

熱中症になった後に危険な状態になることは知られていないのではないでしょうか？

今回は、そんな熱中症のその後について書いていきます。

熱中症は、すぐに安心してはいけない！

熱中症自体は、めまいやふらつき、けいれん等が主症状で、

ひどい時には死に至る危険な症状です。

一般には涼しいところに行き水分補給をすれば改善します。

しかし大事なことは、時間が経っても同様の症状が治まらない時です。

症状が改善しない場合、急性腎不全の可能性があります。

生命にかかわる危険な病のため、すぐに医療機関を受診しましょう。

「もう涼しいところに移動したし、そのうち治るだろう」

これは非常に危険な考えであることを覚えておきましょう。

急性腎不全の原因は横紋筋融解症！

急性腎不全を発症する原因は横紋筋融解症に起因します。

あまり聞きなれない病名かもしれんの。解説するぞい。

筋肉を作っている細胞が何らかのダメージを受けて損傷・壊死してしまう病気です。

横紋筋融解症には外傷性（外からの物理的なダメージ）と非外傷性があります。

外傷性の横紋筋融解症で代表的なのは、2005年4月に起きたJR福知山線脱線事故です。

死者100名以上（当該電車運転士含む），負傷者5００名以上を出す大惨事となった列車事故です。事故の犠牲者の多くは1両目か2両目でほとんどが多発外傷や窒息で亡くなっており，横紋筋融解症が確認されました。

非外傷性の横紋筋融解症に含まれるのが熱中症です。

体内の熱が急激に上がることで、骨格筋細胞がダメージを受けて、

損傷、壊死をしてしまうのです。

骨格筋の壊死が起こると、ミオグロビンという筋肉内の成分が血中に流出します。

血流にのって、ミオグロビンは腎臓まで到達します。

Wikipediaより抜粋

ミオグロビンは腎臓に到達すると、尿中に排出されます。

そのため冒頭のような褐色の尿が出ることになります。

また、過分なミオグロビンは尿細管という尿を作る通り道を詰まらせます。

そのために急性腎障害が起こるのです。

この患者さんもどうやら数日前に熱中症を発症し、

その後急性腎障害を発症して来院、緊急入院となったようです。

熱中症はその後も危険！まとめ

• 暑い時は屋外に長時間出ない、エアコンを使う！
• 熱中症になってしまったら涼しいところに行き水分補給を！
• 症状が改善しなければ医療機関へ！そのうち治るは危険です！

これからさらに暑くなる季節を迎えます。

投資家の皆様方におきましても熱中症にはくれぐれも注意して、

元気に投資を続けていただきたいものです。

いくら資産を築いても、健康でなければ意味がないものな(*´ω`*)

熱中症をゆっくり読んで照れ臭い気持ちになったらポチるがよい。

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