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クレジットカード払いにすると現金払いより5%高くします→それ、規約違反ですよ!

2019年10月リライト記事

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Point
☆クレジットカード払いと現金払いで請求額を変えるのは、加盟店規約違反
☆もし請求されたら加盟店に連絡して対処してもらう
☆背景には加盟店がクレジットカード会社に手数料を払う必要があるから

せんぱーい、居酒屋でクレジットカード払いにしようとしたら5%料金上乗せにするって言われたんですよ~。相談に乗ってくださーい☆って言われたぞい(*´ω`*)もちろん嘘じゃけどな。

クレジットカード決済で料金の上乗せを請求された

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職場の後輩との世間話をしました。

都内某所の居酒屋で飲む機会があった。

いざ支払いのためにクレジットカードを出した後輩に店員から衝撃の一言が告げられる。

「クレジットカード払いは5%の追加料金をいただきます」

日本はいつからチップ文化になった⁉オウ⁉

千円も払えばビールにおつまみが2品でてくるようなこのご時世、冗談ではありません。

クレジットカード払いにすることで、現金払いより不利益を生じさせることは禁じられている。

クレジットカードで支払うことによって、現金払いより不利益を消費者に生じさせることは、クレジットカードの加盟店規約で禁じられています。

以下はMUFGカードの加盟店規約より抜粋したものです。

第13条

加盟店は、カードを提示した会員に対して正当な理由なくして信用販売を拒絶し、または直接現金での支払もしくは当該カード以外のクレジットカードその他の支払い手段の支払いを要求する等の行為は出来ないものとします。また、会員に現金客と異なる代金等を請求する、または、取扱商品等もしくは信用販売の対象とする商品等の代金額または提供の対価の額につき制限を設けるなど、会員に不利益となる差別的な取り扱いをできないものとします。

http://www.cr.mufg.jp/merchant/rule/mufgcard/shop_01.pdf

要約しますと、加盟店はクレジットカードを提示した客に対して

  1. 現金払いと異なる金額を請求してはいけない
  2. 他のカードの提示を行ってはいけない
  3. 支払金額に制限をつけてはいけない

ことが明記されています。

今回の、「クレジットカード払いは5%上乗せ」という店側の言い分は、上記1番の「現金払いと異なる金額を請求してはいけない」に反する行為です。

ちなみにクレジットは1万円からなんですよ~って言われたら3番の規約違反よ(*´ω`*)

この場合、客の対応としては

  • 店に規約違反であることを伝える
  • それでもダメならクレジットカード会社に連絡し、警告処置をしてもらう

ことをすることで店側に抗議することができます。

クレジットカード払いは基本的にポイントが付いたりキャッシュバックがあったりと有益なものが多いです。是非とも利用したいところでしょう。

www.smallbird.work

※Kyashは2019年10月より改悪となりました。それについての記事は以下です。

www.smallbird.work

 

「5%」の上乗せ額を請求したのは何故か?→加盟店がカード会社に手数料を支払う必要があるから!

居酒屋の料金に上乗せされたこの「5%」という数字とは、加盟店がカード会社に支払う手数料なのです。

クレジットカード払いで支払われた料金のうち、4~7%程度は加盟店からカード会社に手数料を支払うことになっています。

業種によってその額は異なります。

  • コンビニ…1%
  • デパート…2%
  • 売店…4%
  • 飲食店…5%

実は知らない?店側が支払うクレジットカードの手数料 | ナビナビクレジットカード

今回のケースでは居酒屋がカード会社に支払う5%の手数料を客に請求したと推測されます。繰り返しになりますが、これは加盟店側の規約違反なので客が払う必要は全くありません。

 

スマホ決済が流行る理由はクレジットカード決済にあり!

PayPay、楽天ペイ、LinePay…昨今ではスマホ決済を利用した何とかペイが乱立していますが、その理由はこのクレジットカードの手数料の高さにあると言えます。

クレジットカードの利用により加盟店がカード会社に支払う手数料5%に対し、スマホ決済は3%程度と加盟店側にとっては割安なのです。

kessai-pro.com

また、端末等の初期費用もクレジットカード払いに比べて安い傾向にあり敷居が低いと言えます。

キャッシュレス決済が主流になると言われる中、コストをできる限り減らすためにしのぎを削って努力しているのでしょう。

キャッシュレス決済が推奨されるこの時代、知識もちゃんと身につけておこう!

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クレジットカードの支払いにおいて客に不利益を生じさせることはカード会社との加盟店規約で禁止されており、客はこれを拒否することができます。

一方で、クレジットカードの手数料は5%と飲食店にとっては大きいダメージになることが多く、加盟店は悩まさせられるところです。

そのため、手数料が低いスマホ決済が主流となっていますが、残念ながらあまりに乱立しすぎて利便性からは遠ざかっていると言えます。

まだまだクレジットカードを使う機会は多いでしょうが、自分の身を守るために知識は身につけておくべきでしょう。

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