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闇営業は何故行われたのか?生活苦に悩む芸人たちと吉本興業の企業体質。

なんで闇営業をしてはいけないって?えーと、うーんと…なんでじゃろ?

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そもそも闇営業とは何か?

2019年7月19日、雨上がり決死隊宮迫博之氏が闇営業の責任を追及され、引退を申し出ました。また、吉本興業も契約解消を発表しました。

headlines.yahoo.co.jp

今回問題となった闇営業とは吉本興業で契約違反とされている依頼主との直接契約、ギャラの受け取りを行ったから」というものです。

事務所を介さず雇用主と直接交渉してギャラを得ることは契約違反となっているため、謹慎、または契約解除となり今回の騒動になりました。

闇営業の陰に吉本興業ピンハネ体質あり

多くの有名な芸人たちであった彼らが、なぜ闇営業をするに至ったのでしょうか。その裏には所属先の吉本興業の異常なピンハネが大きな理由となっているようです。

芸人への給与が非常にシビアだと有名な吉本興業ですが以下のような話が有名です。

  • 各種メディアの出演料の芸人の取り分は1割
  • 吉本新喜劇の出演料は500円
  • 吉本がタイアップしたイベントはノーギャラ

このような背景のため吉本興業の芸人の給与は非常に安く、35歳以下の芸人の平均給与は300万円にも届かないようです。その中でもさらに幅があり、50万円にも満たない芸人も多いとか。

参考までに、一般的な35歳男性の平均年収は500万円です。

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しかし一方で、ひと月でかかる平均的な生活費は、

  • 一人暮らし…16万円
  • 家族暮らし…31万5千円

となっています。

年収300万円と仮定すると、月の手取りは20万円弱です。一人暮らしで何とか余裕のある生活、家族を養っているのなら非常に厳しい生活が続くことが容易に考えられます。

芸人としての給与だけでは生きていくことは非常に困難な人も多く、アルバイトをして生計を立てながら芸人として何年も生活している人も多いようです。

彼ら吉本興業所属の芸人が所得を得ようとする場合、吉本興業から支払われるギャラに頼られざるを得ないのです。

そして、この吉本興業から支払われるギャラは先述の通り9割はピンハネされた賃金です。

これは労働基準法に引っかかるんじゃの(´・ω・`)

彼ら芸人はそもそも労働者ではなく、吉本興業に仕事をマネジメントしてもらっている「労働者」ではないため、労働基準法が適用されることはありません。

形態としては個人事業主に近いでしょう。しかし自分で売り込みに行って直接ギャラを受け取ることは契約違反となり、吉本興業のバックアップを得られなくなります。

メディアに大きな影響力を持つ吉本興業から契約解除されることは、芸人として生きていくうえで致命的となってしまうため、ギャラをピンハネされてもそうせざるを得ないのが現状なのです。

闇営業の横行よりも、企業体質の改善を!

まとめるぞい。

  • 闇営業とは、芸人と依頼主が直接交渉してギャラを受け取ること。吉本興業との契約では、事務所を通さない芸人としての仕事のやり取りは禁じられており、厳罰対象になる。
  • 仕事をマネジメントする立場である吉本興業から芸人にわたすギャラは非常に安く、生活が厳しい芸人も多数いることが予想できる。
  • 契約違反を犯すことは、吉本興業を敵に回すこととなり、メディアの露出に制限がかかることになる。芸人として生きていくことが非常に困難になる。

今回大きく問題となるのは吉本興業の体質なのではないでしょうか。給与面でしっかりサポートしていれば、こうした問題は起きなかったのかもしれません。

吉本興業の影響力は強く、芸人の命ともいえるメディアへの露出はこのマネジメントがカギといっても過言ではありません。

しかし、支払われるギャラは9割ピンハネされるうえに、直接交渉して芸人としての活動を禁止されているために多くの芸人たちは生活に窮しています。

この体質が続く限り、同じような問題は続くでしょう。大事なのは闇営業をした芸人を叩くことではなく、そこまで追い詰めた企業体質にあるのではないでしょうか。

 

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